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働きやすい環境づくり/
労働安全衛生従業員が「自事(しごと)」をしやすい環境づくりにも取り組んでいます。例えば、物流拠点「ZOZOBASE」の休憩室には色とりどりのインテリア家具を備え、 一般的な倉庫のイメージとは異なる空間をつくっています。これには、庫内で働く従業員に休憩時間をよりリラックスして過ごしてほしい、 ファッションを扱う会社で働く上で感性を養ってほしい等の想いを込めています。デスクワークメインのオフィスでは、 従業員間でのコミュニケーションを円滑にするためデスク間の仕切りをなくしたり、ミーティングスペースを多く確保したりするなど、さまざまな工夫を施しています。
また、労働者代表、オブザーバー(産業医)および会社代表が出席する「安全衛生委員会」を毎月開催しています。 当委員会では労働災害の発生状況や各拠点の労働環境の報告や、従業員の残業時間や業務量を確認し適正化について話し合うなど、 従業員主導で働きやすい環境についての議論を行っています。
※当社では「仕事」を「自事」と表記します -
残業時間削減のための取り組み
社員が能力を十分発揮できるよう、ワークライフバランスに配慮した働きやすい環境づくりに努めています。
- ・毎月中旬に月の残業時間の予測を算出。残業が45時間を超える可能性のある社員の業務調整を上長へ依頼
- ・勤怠システムにて上長が残業時間を管理、把握。規定残業時間を超過しないよう、注意喚起を行う
- ・残業80時間を超えた場合には、産業医面談と人自部との面談を実施し、今後の対策を検討
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物流拠点「ZOZOBASE」での取り組み
「ZOZOBASE」では、安全確保が重要課題であることから、労働災害の防止、従業員の安全と健康の確保、快適な職場環境の形成・促進を図っています。
安全衛生委員会の設置
拠点毎に安全衛生委員会を設置し、労災事故、残業、欠勤人数・理由、必要な資格取得状況・メンバーリストの更新、巡視による危険性指摘とその是正対応、 リスクアセスメントの更新などを報告、確認しています。安全衛生委員会は原則として毎月1回開催しており、2020年度は12回実施しました。
安全衛生委員会体制図
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労働安全衛生・労働災害に関する取り組み
庫内巡視スコア
ZOZO独自の安全基準をスコアリングし、その基準を満たしているか定期的に巡視し、チェックをおこなっています。
バース転倒防止柵
安全対策の観点から、バースからの落下を防ぐため、防止柵を設置しています。
※バースとは:荷物の積み下ろしをするためにトラックを接車するスペース安全啓発ポスター
ZOZOBASEのコンセプトであるスマイルデリバリー(お客様に笑顔を届ける)のロゴを用いた安全啓発ポスターを掲示しています。
環境改善アンケート
作業者に労働環境に対するアンケ―トを定期的に実施し、その結果を踏まえ改善をおこなっています。
ヒヤリハットアンケート
作業者にヒヤリハットの経験についてアンケートを随時実施し、その結果を踏まえ対策をおこなっています。
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熱中症対策(7月〜9月)
無料自動販売機の提供
水、お茶、スポーツドリンクが無料の自動販売機を設置しています。
塩飴の提供
塩分を補給できる塩飴を配布しています。
スポットクーラーの設置
冷房設備のほか、スポットクーラーを設置しています。
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新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取り組み
- ・マスク着用の義務化
- ・食事の際の手洗い・うがいの原則必須
- ・トイレのハンドドライヤー使用禁止
- ・休憩室消毒液の設置
- ・感染予防を喚起するポスターの掲示
- ・毎朝の検温と体調確認
- ・休憩時間の分散化
- ・従業員専用バスの増便及び、バスの換気と消毒
- ・エレベーター・ロッカー・休憩室の消毒
- ・庫内各種備品の消毒
- ・バスやセキュリティゲート前の混雑防止のための整列整備
- ・エレベーター待ち整列の整備
- ・混雑防止のための休憩室増設
- ・対面での朝礼・終礼の中止
- ・作業台や従業員デスクへのパーテーションの設置
- ・実施可能な部署における在宅勤務の推奨
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2020年度実施研修一覧
研修名称 対象者 研修種別 入社時コンプライアンス研修 全従業員 その他 入社時ハラスメント研修 全従業員 その他 コンプライアンス研修(2回)※1 全従業員 e-ラーニング研修 ハラスメント研修(2回)※1 全従業員 e-ラーニング研修 コンプライアンステスト(2回)※2 正社員 e-ラーニング研修 ハラスメントテスト(2回)※2 正社員 e-ラーニング研修 ※1:アルバイト、契約社員、派遣スタッフへの実施は年1回
※2:テスト実施に関しては、正社員のみ -
福利厚生
個々の特性を活かし、従業員が最大のパフォーマンスを発揮できるようなオフィス環境や、技術力向上を図るための様々な制度を提供しています。
福利厚生 -
数字で見るZOZO
商品取扱高やZOZOTOWN出店ブランド数、スタッフ数推移、平均年齢などZOZOの様々なデータを採用情報のページで公開しています。
数字で見るZOZO
労働慣行
当社は、従業員が長期的に活躍できるように企業理念・社風への共感はもちろん、ファッションや当社のサービスに対する想い、どのように社会に貢献していきたいか、 どのような人間になりたいかなど、スキルのみならず価値観や人間性も重視した採用選考を行っています。また、多様なライフスタイルに合わせた働き方ができるようパルスサーベイにより定点的に従業員の状態を把握し、 人事制度や研修を検討する等環境の整備を進めています。 他にも、企業理念を実現するためには従業員が「楽しく働く」ことが必須だと考えています。そのため、 「EFM」(Employee Friendship Management)という考え方のもと従業員同士の横断的な繋がりを構築する施策を企画・実施したり、 人事データベースで従業員に関する情報を一元管理し一人ひとりが能力を最大限発揮できる人員配置に努めています。
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン
当社は、従業員を欠かすことのできない将来の成長基盤であり、多様な能力・個性を持った人材が活躍することが企業価値の向上・発展・成長に寄与するものと考え、
ダイバーシティ経営を推進しています。
誰もが自分らしく自然に自事ができるように、性別(性的指向や性自認も含む)や国籍、価値観など互いの多様性を理解しあい、
個々のライフスタイルに合わせた多様な働き方を応援するような仕組みづくりに取り組んでいます。
※当社では「仕事」を「自事」と表記します
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女性の活躍推進に関する取り組み
当社の従業員構成比は女性41.0%、男性59.0%(2022年3月時点)です。課長相当職以上の女性管理職比率は26.4%(2022年3月時点)で、全国平均の12.4%(2020年10月時点)に比べ、高い数値となっています。女性従業員のさらなる活躍のため、女性活躍指針法の定めに基づく一般事業主行動計画を策定し取り組んでいます。
※女性管理職比率の全国平均は、厚生労働省「令和2年度雇用均等基本調査」を参考 -
障がい者採用に関する取り組み
当社では63名(2021年6月時点)の障がいのある従業員が在籍しており、管理部門、カスタマーサポート部門、商品管理部門など様々な部門に所属しています。 一人ひとりの障がいに寄り添った配慮を行うことで、障がいの有無に限らず個性を発揮し自分らしく活躍できる会社を目指します。
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LGBTQに関する取り組み
当社の社内規程における配偶者の定義には、同性パートナーも含まれます。これにより当社の従業員は、 パートナーの性別にかかわらず、祝金や休暇、慶弔などの社内制度の適用を受けることができます。
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外国籍・宗教に関する取り組み
要望に応じて祈祷用のスペースを用意するなど、国籍や宗教により対応が必要な場合は都度検討し整備・改善を行っています。
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社員の子育て支援に関する取り組み
女性社員が全体の約50%を占める当社では、産前産後休暇・育児休暇制度を利用しながら働き続ける社員が多数在籍しています。 産休・育休後の復職率(※)は97.9%(2022年3月時点)と非常に高く、2021年度は女性・男性合わせて49人の社員が産前産後休暇・育児休暇を取得しています。毎年復職者の多い年度始めには、 復職者に向けた休職中の情報共有と交流の機会を設けているほか、育休中も任意で参加できる「mama cafe」という交流企画を行い、育児との両立を支援する取り組みを行っています。
また、自事とプライベートをバランスよく充実させるため、育児や介護はもちろん、ペットや同居人等社員が「家族」と認識する人や動物のサポートが必要な場合は、1日30分単位から、 最大2時間の時短利用が可能です。当社では、女性に限らず男性社員の利用も含めて、子育てしながら働く社員が働きやすい環境づくりに力を入れています。
※復職率(女性)=分母の育児休業終了者のうち、復職した者の数÷該当期間の育児休業終了者の数
社会貢献活動
ZOZOグループは、企業理念「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現を目指し、ファッションとテクノロジーを活用し、環境面・社会面の課題解決にステークホルダーとともに取り組んでいます。
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地域社会との関わり
当社が長年拠点を置く千葉県において、地域の皆様と一体となり同エリアの発展に貢献すべく、さまざまな取り組みを行っています。
千葉市、千葉大学と包括的連携協定を締結
2019年2月に、千葉市および国立大学法人千葉大学とそれぞれ包括的連携協定を締結しました。千葉市との協定は、双方の資源、 ノウハウを有効に活用した協働を推進し、企業と行政の両面から街の個性や魅力を高め、未来へつなぐまちづくり、地域の一層の活性化などを目的としています。また、 千葉大学との協定は、人的・知的資源の交流などを通して、学術・文化の振興と地域経済の活性化を図り、地域社会へ貢献することを目的としています。
千葉市、千葉大学と包括的連携協定を締結学校団体との取り組み
千葉市教育委員会が主催する「出前授業」の講師として、当社社員が千葉市内の小中学校で授業を行いました。
千葉市の小学校にて当社社員による出前授業を実施
千葉市の中学校にて当社社員による出前授業を実施
千葉市の中学校男子バレーボール部のユニフォームをZOZOがデザイン社内制度
拠点があるエリアを盛り上げ、地域活性化に貢献することを目指した社内制度です。
地域密着の従業員向け優待制度「ZOZOコネ」開始
地域活性化を目的とした福利厚生「千葉手当・つくば手当・宮崎手当」その他取り組み
毎年恒例の花火大会「幕張ビーチフェスタ」への協賛、千葉市動物公園との取り組み等、地域に根付いたイベントへ積極的に参加しています。
※現在は、コロナ禍のため行っていません。
幕張ビーチ花火フェスタ2019、スタッフTシャツをデザイン
千葉市動物公園「BREW at the ZOO」に参加
ZOZO本社屋のある西千葉で、歩道橋ネーミングライツを取得
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スポンサー活動
スポーツに関わる様々な活動を通して、世界中へ感動や希望を届け、企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現を目指します。
ZOZO CHAMPIONSHIP
ゴルフツアー運営団体「PGA TOUR」とスポンサー契約を締結し、2019年秋から日本初となるPGA TOURトーナメント「ZOZO CHAMPIONSHIP」を開催しています。 ゴルフとファッションを融合させる事で世界で類を見ないトーナメントを開催し、ゴルフという世代や性別、国境を超えて愛されるスポーツを応援しています。
PGA TOUR「ZOZO CHAMPIONSHIP」を通じたチャリティ活動の総額として約3,000万円を寄付ZOZOマリンスタジアム
千葉マリンスタジアムのネーミングライツ(命名権)を取得したことにより、2016年12月1日より同スタジアムの名称は「ZOZOマリンスタジアム(ゾゾマリンスタジアム)」 となりました。スタジアムの名称は、当社が運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の名称と、地域の方に馴染みの深い「マリン」を組み合わせて名付けました。 以後、プロ野球パ・リーグの千葉ロッテマリーンズファンの皆様や地域の方々に喜んでいただけるよう、「ZOZOマリンスタジアム」スタッフのユニフォームをプロデュースするなど、 千葉市や千葉ロッテマリーンズと協力した企画を随時実施しています。
ZOZOマリンスタジアムのスタッフが着用する新クルーユニフォームをZOZOがプロデュースZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA
元サッカー日本代表 本田圭佑選手の所属事務所「HONDA ESTILO株式会社」が運営するスポーツ施設「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA(ゾゾパーク ホンダ フットボール エリア)」 のメインスポンサーとして、施設のネーミングライツを取得しています。同施設名は、社内公募の結果、幕張に子どもから大人までたくさんの人々が集い、 新しい才能が開花する基点となってほしいという願いを込めて名付けました。
本田圭佑選手の所属事務所が運営する施設の命名権を取得!「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA」に決定ジェフユナイテッド市原・千葉
2018年5月、プロサッカーチーム ジェフユナイテッド市原・千葉とオフィシャルパートナー契約およびブランディングパートナー契約を締結しました。また、 2015年より3年間にわたってオリジナルユニフォームをデザインするなど様々な取り組みを行いました。
アルティーリ千葉
2021年7月、プロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」を運営する株式会社アルティーリと国立大学法人千葉大学とともに、 独自開発した計測テクノロジー「ZOZOSUIT 2」を活用した共同取り組みを開始することを発表いたしました。本取り組みを通じ、 スポーツ分野における「ZOZOSUIT 2」活用の可能性を探るとともに、三者がともに拠点を置く地元千葉への地域貢献を目指します。
ZOZO・アルティーリ千葉・千葉大学の三者で、ZOZOSUIT 2を活用した共同取り組みを開始 -
寄付/支援
災害が発生した際に、義援金の寄付や社員によるボランティアなど、様々な支援活動を行っています。
災害支援
災害時における取り組みとして、ZOZOTOWNサイト内でのチャリティー商品の販売や義援金の寄付、衣料品等の救援物資の提供、現地でのボランティア活動などの被災地支援を行っています。
緊急災害対応アライアンス「SEMA」に加盟
新型コロナウイルス対策支援プロジェクトとして、チャリティーTシャツ「SAVE FASHION, SAVE THE TOWN TEE」を製作
ZOZO、ウクライナ人道支援チャリティーTシャツの売上金2億8371万5060円を全額寄付
サービス品質の向上
高品質で安全・安心な商品やサービスを提供し、お客様満足度の一層の向上を目指します。
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商品管理・梱包作業等に関して
ブランド様の大切な商品をお預かりし、ご購入いただいたお客様の期待に沿えるよう、スタッフマネジメント・作業手順・フローの確認を随時行い、 弊社の定める品質の保持、更なる品質改善を行っています。
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お客様の声の活用
ZOZOTOWNカスタマーサポートセンターは、「お客様と友達になる」という理念のもと、お客様一人ひとりのご意見やお気持ち、背景を汲み取り、身近な友人に対するような心遣いで思いやりをもって対応しています。こうしたカスタマーサポート運営が評価され、2022年3月にはセンター運営を評価する「HDI-Japan」の「HDI五つ星認証プログラム」において、最高評価である「五つ星認証」を、アパレル業界で初めて3回連続(※)で取得いたしました。 日頃、お客様よりいただいたご意見は、ZOZOTOWNカスタマーサポートセンター内の分析チームにて、可視化させ、 分析をおこなっています。また分析結果は、対応品質の改善・FAQ、AIチャットBOTによる自己解決向上につなげており、対応品質向上・利便性の向上に努めています。また、重要情報に関しては、 担当事業部や経営幹部への報告をおこない、お客様のご意見を主とした改善活動を推進しています。
ZOZOTOWNカスタマーサポートセンター、「HDI五つ星認証」をアパレル業界で初めて3回連続取得
※認定は2年間有効のため当社では2年ごとに監査を受けており、2017年から3回連続で「五つ星認証」を取得しています。