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TCFDへの賛同
ZOZOグループは、2022年2月にTCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)(※) への賛同を行い、TCFDの提言に基づいた気候関連のリスクと機会に関する「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の開示を進めております。
ZOZOグループでは、取締役会の諮問機関としてSDGs推進委員会を2020年11月に設置しました。SDGs推進委員会では代表取締役社長兼CEOが委員長を務め、環境マネジメントの統括責任者として当社の気候変動に関するリスク・機会、取り組み方針、目標についての議論や、取り組み実績の進捗確認を行い、SDGs推進委員会で審議された重要事項を取締役会に報告します。
当社のガバナンス体制図 -
気候変動に関する取り組み
本社屋や物流拠点などへの再生可能エネルギーの導入、ファッションのサスティナビリティに関する情報の発信や商品の企画・販売、計測テクノロジーなどのサービスを通して、気候変動へ取り組んでいます。
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当社拠点へ再生可能エネルギーを導入
2022年4月現在、当社拠点の電力消費量のうち7割以上が再生可能エネルギーとなっています。ZOZO本社屋では、2021年2月からみんな電力様の「ENECT RE100プラン」を採用し、トレーサビリティーが確保された再生可能エネルギー100%の電力を導入しています。また、2022年1月から物流拠点「ZOZOBASE習志野1」と「ZOZOBASEつくば1」、2022年6月から「ZOZOBASEつくば2」にも、トラッキング付・FIT非化石証書等が付与された、バイオマスや太陽光由来の再生可能エネルギーを100%導入しております。今後、その他拠点においても、再生可能エネルギーの導入を進め、カーボンニュートラルの達成を目指します。
西千葉のZOZO本社屋に再生可能エネルギー100%の電力を導入 -
全てのデータセンターで再生可能エネルギーを使用
持続可能な社会の実現に向けて、サーバー等を保管しているデータセンターに再生可能エネルギーを使用しています。複数あるデータセンターの内、 電力の使用量が最も多いデータセンターでは再生可能エネルギーを100%使用しており、その他の拠点でも再生可能エネルギーを一部使用しています。
全てのデータセンターで再生可能エネルギーを使用 -
特設ページ「ZOZOTOWNと学ぶ ファッションとサステナビリティ」
2021年10月8日にサステナビリティについてお客様と学ぶ特設ページ「ZOZOTOWNと学ぶ ファッションとサステナビリティ」をZOZOTOWNにて公開しました。この特設ページでは、ZOZOTOWNもお客様と同じ目線で一緒に学んでいきたいという想いを込め、「親しみ」「やさしさ」「共感」をキーワードにしており、ブランド様の環境への取り組みや環境省のタスクフォースの皆さんとの「ファッションと地球環境の関係」についての対談などを紹介しています。
特設ページ「ZOZOTOWNと学ぶ ファッションとサステナビリティ」 -
計測テクノロジーにおける取り組み
当社は、実際に試着したり手に取って試すことができないというeコマースでの購入時の課題を解決すべく、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」をはじめ、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」、フェイスカラー計測ツール「ZOZOGLASS」などの計測ツールを開発し、 サービスを提供してきました。今後も、テクノロジーの活用によりファッションをより便利に楽しめる機会を提供するとともに、 返品等を目的とする配送を削減することにより、環境負荷の低減にも寄与しています。
「ZOZOMAT」対応シューズの返品率低下による、環境負荷低減 -
YOUR BRAND PROJECTにおける取り組み
D2C事業「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」では、個人がブランド立ち上げに必要な、 商品企画・生産・販売・物流・カスタマーサポートなどの工程・資金を全面バックアップし、 参加者と二人三脚でブランドづくりに取り組んでおり、同取り組みでは、 環境や人権に配慮された素材を取り入れた商品も多数展開しています。
YOUR BRAND PROJECTで採用されるサステナブルな素材
環境
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ZOZOUSEDにおける取り組み
ZOZOTOWNで過去に購入したアイテムを下取りして、注文時に割引価格で購入できる「買い替え割」サービスを展開し、 下取りしたアイテムをブランド古着ゾーン「ZOZOUSED」内で販売することによって、衣料品を循環させています。
ZOZOUSEDのサステナブルな仕組み -
再生紙100%の緩衝材を使用
お客様からご注文いただいた商品を配送用段ボールに入れる際に商品と段ボールの間に隙間ができる場合は、通常は配送中に商品が傷つかないよう緩衝材を詰めており、従来はプラスチック素材の緩衝材を使用していましたが2020年10月より再生紙100%の緩衝材に変更しました。(※)
今後も、2022年4月に施行される「プラスチック資源循環促進法」を遵守しながら、環境に配慮した取り組みを進めてまいります。 配送時の梱包資材を環境に配慮した素材に変更 -
電子契約の導入による業務効率化と紙使用量の削減
2020年5月より、業務効率化と紙使用量削減を目的に、契約書の締結手段として電子契約サービス「クラウドサイン」を導入しています。 Web完結型の電子契約サービスを活用することにより、署名にかかる時間の削減等の業務効率が向上し、人的コストの削減だけでなく、 テレワーク推進とコンプライアンスの強化にもつながっています。
電子契約の導入による業務効率化と紙使用量の削減 -
納品書兼領収書の電子化による紙の使用量の削減
2021年7月27日出荷分から、ZOZOTOWNでの注文時に同梱していた納品書兼領収書を電子化し、紙の削減につなげ、CO2排出量を削減しています。
ZOZOTOWNの納品書兼領収書を電子化