Interview

「競争より協調」を大切に、お客様と友達になる

学生時代は、「好きなファッションに関わる仕事がしたい、でも活気のないサラリーマンにはなりたくないな」と漠然と考えていました。そんなときに、ZOZOに出会ったんです。

会社説明会に参加していた社員の人たちがいきいきとしていて、本当に楽しく働いていることが伝わってきました。当時の代表からの競争より協調を大切にしているという話にも感銘を受け、「ここしかない!ダントツでこの会社がいい!」と感じたことが入社の決め手です。

また、学生時代に他社の通販サイトでカスタマーサポートのアルバイトをしていて、顧客対応が好きだったこともあり、選考の段階からホスピタリティ本部の配属を希望していました。会社説明会で「お客様と友達になる」というZOZOのホスピタリティ本部のミッションを聞いたとき、身近な言葉でわかりやすく、腑に落ちたことを覚えています。カスタマーサポートの経験があったからこそ、このミッションを達成することに魅力を感じたのだと思います。

どんな切り口で見せるかで、データの見え方が大きく変わる

現在は、ホスピタリティ本部のCS企画部に所属し、主にカスタマーサポートに対するお客様からのアンケート回答や、お問い合わせ内容、SNSの反響などの数値管理と分析をおこない本部内外に展開する自事(※)を担当しています。

各事業部からの要望に対し、必要なデータを集めたレポートをつくり渡すことが多く、日々様々な部署の人たちと関わります。たとえば、以前プライベートブランド「ZOZO」に関する数値管理を担当しており、お客様からの「こんな商品が欲しい」といった要望やお問い合わせを分析し、事業部に展開していました。その際、私が渡した、どんな商品に需要があるのかなどをまとめたデータを参考にして、新しい商品が販売されたことがあったんです。「商品企画に役立ちました」と喜んでもらえたときはやはり嬉かったですし、自分が渡したデータが裏付けとなり事業を動かせたことは、何よりやりがいに感じました。

また、今の部署の上司と出会い、データの見やすさの追及に限界はないことを学びました。数字を扱うことは客観的なものを扱っているイメージがあると思うのですが、実際は見せ方次第で本当にいろんなものを見せられる、ある種恣意的な側面もあると思うんです。だからこそデータを必要としている人がどんなことをしたいか、そうした目的を押さえることがとても重要だと思うのです。プライベートブランド「ZOZO」を担当したときのように、事業部がどんなデータを欲しいのかをしっかり理解し、求められてることを深く理解することで、より価値のあるデータが提供できると思っています。

(※)ZOZOでは、仕事のことを「仕事(仕えること)」ではなく「自事(自然なこと)」であるという意味を込めて、「自事」と表記します。

同じ志を持つ仲間とともに、変化を楽しむ

ZOZOは本当にチャレンジできる機会が多くて、PDCAのサイクルもすごく早い。ひと言で言うと、「変化が多い会社」だと思います。サービスや制度など、日々新しい領域をつくっていて、その一員として働いていることに毎日ワクワクしています。

変化が多いからこそ、自事にスピード感を求められる場面もあります。大変だと感じるときもありますが、自分の整えたデータが何かを判断するときの材料に使われたり、会社を動かすきっかけになったりすることもあるので、プレッシャーよりも大きなやりがいを感じています。

そして、何よりみんなファッションが好きで、ZOZOにはファッションの力で世界中をカッコよく、笑顔にしたいという同じ意志を持っている人がたくさんいます。そうした人たちが集まり、さらに「競争より協調」を大切にする文化があるからこそ、一人ひとりができることをやって、協力しながら成長して乗り越えていける。そんなZOZOの風土がすごく好きなんです。

人間力で、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。

私は人間力で、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現に貢献したいと思っています。

自事をおこなう上で必要なスキルは色々ありますが、結局のところは人としての魅力がないと、誰も協力してくれないし、良いものをつくり出せないと思っているからです。「この人がいてくれるから大変でも一緒に頑張ろう」と思ってもらえたり、周囲の人に良い影響を与えられる人であること。そうした魅力のある、「人間力」のある人こそが、世界中をカッコよく、笑顔にできるのではないかと考えています。

スキルだけでなく「人間力」を磨きながら、日々の自事に取り組むめば、きっと世界平和にも一歩近づけると信じています。